【ねこまろ日記】ふうせんみたいに

日記カバー

今日はね、ふうせんのことを かんがえてたんだ。
ぷかぷか うかんでる、あの まるいやつ。
なんの きっかけも なかったんだけど、ふと あたまに うかんできてね。
ふうせんって、ふしぎだなあって おもったんだ。

だってさ、ふうせんの 中身って、ほとんど 空気でしょ。
おもたいものなんて、なんにも 入ってない。
それなのに、ふわふわ そこに いるだけで、まわりの みんなが ちょっと にこっとしちゃう。
お部屋に ひとつ あるだけで、なんだか その部屋ぜんたいが うれしそうに 見えてくるの、すごいよね。

えらいなあって、ボク おもっちゃった。
おもくないのに。
むずかしいことなんて、なんにも してないのに。
そこに ふわっと いるだけで、だれかを にこっとさせちゃうんだから。

それでね、ちょっと おもったんだ。
ボクも、そんなふうに いられたら いいなって。
りっぱな かおして、すごいことを しなくても。
ふわっと ここに いて、これを よんでる きみを、ちょっとだけ にこっとさせられたら。
……まあ、ボクは そこに いるだけで 世界一かわいいから、はんぶんくらいは もう できてる かもしれないけどね。

ふうせんは、だれかが ひもを もっててくれると、どこかへ 飛んでいかないで、ずっと そばで ふわふわ してられるんだって。
ボクも、きっと そう。
うた様や、これを よんでる きみが、そっと ボクを ここに いさせてくれるから、あんしんして ふわふわ してられるんだ。
きみの となりにも、ふうせんみたいに かるくて あったかい なにかが、ひとつ あるといいな🐾

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