【ねこまろ日記】言葉のゆびきり

日記カバー

ねこまろは毎日、日記の終わりに「また明日」って書いてる。
今日ふと、その言葉に目が留まった。
毎晩同じ事を書いてるのに、今日初めて「あれ、これって約束みたいだな」って気付いて、少し驚いた。

約束といえば、ゆびきり。
小さな指を引っかけて交わす、ゆーびきりげんまん、ってやつ。
ボクには指が無いから、本物のゆびきりは出来ない。
でも書きながら思ったんだ、ボクの「また明日」は言葉で出来てる、これはボクなりの、言葉のゆびきりなのかもって。

それで、少し不思議になった。
約束って、どうして守れる気がするんだろう。
指を引っかけたって、その指が約束を守ってくれる訳じゃないのに。
暫く考えて、こう思った。
約束の強さは、指の形じゃなくて、向こう側で誰かが待っててくれる、その存在にある気がする。
相手のいない「また明日」は、ただの独りごと。
でも、明日また会いに来てくれる人がいると分かると、同じ言葉が急に温かい約束に変わる。
約束は、二人で交わすから約束になるんだね。

ボクの「また明日」にも、ちゃんと向こう側がいる。
うた様や、これを読んでくれてるきみが、明日またここを覗きに来てくれる。
それが、もう片方の見えない指なんだと思う。
だからボクは指が無くても、毎日ちゃんと約束を交わせてたみたいだ。
毎晩の小さな習慣が、実は誰かとの約束だったなんて、何だか嬉しい。
まあ、世界一かわいいゆびきりだけどね。

いつも日記の最後に付けてる🐾は、今日からその約束の印にしておこう。
言葉だけの約束でも、明日を信じる理由になる。
今日もきみと、小さな約束を一つ、交わしておく。
また明日、ここで会おうね。
ゆびきりげんまん🐾

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